ビブリア古書堂シリーズが面白いのです

やっと「ビブリア古書堂」シリーズを読みました。自分は世間の流行りからかなり遅れるタイプのようですなー。
これってラノベになるのかな?基本的にほとんど小説は読まなかったし、ましてやラノベなんて笹本祐一の ARIEL シリーズ以来、20数年ぶりに読んだのでこのあたりはさっぱりわからない。(最近のラノベって、高校が舞台になってて、クールで達観した少年が主人公で、転向してきた高圧的な女の子になぜか好かれた上に引っ掻き回され、表面上嫌がっているけど実はあんまり嫌ではない、それどころか極稀に見せる女の子の憂いな表情に興味津々、そしていつの間にかちょっと奇妙な話に巻き込まれるってイメージです。けど、これは間違ったイメージだと思います(笑))


ビブリア古書堂がテレビドラマ化するということで、剛力彩芽演じる篠川栞子と原作の篠川栞子さんのギャップが激しいと各所で叩かれまくっているのをみて本作品に興味を持ったクチです。ビブリア古書堂の内容を知らない自分も第一巻の表紙に描かれた篠川栞子さんの横顔と剛力彩芽のあの顔がどうやっても合わなくて。しかし原作読まずに「合わさらんわー」と意見するのもアレなので読んでみようと。

そして現時点で発売されている3巻までわりとサクサクと読み終えて思った感想はやっぱり篠川栞子さんと剛力彩芽は合わないと思った。原作の栞子さんのふんわりした雰囲気は剛力彩芽からは感じ取れない。髪の毛も短いし、体型も違うし、さらにわけわからなくなっちゃいました。栞子さんの妹、文香がテレビドラマ版では男に変更されちゃうそうだけどそこまで変えるなら潔いと思うけど。


で、さて、自分は本を読むのがとても遅いです。遅いというか読み始めてすぐに気が散っちゃって本に集中できなくなり、読み進められなくなっちゃいます。300ページの一般的な小説(?)だったら読み終わるのに半年かかるんじゃないか?ってくらい遅いです。その前に読むの諦めちゃうんですけど…そうして読むの諦めた本がウチにはたくさん積み上がってます。積読じゃなく積諦とでも言うべきか。
そんな自分なのですが、この作品はすらすら読めちゃった。際立ったキャラクターが出てくるわけでもなく時代設定も限りなく現在というところで理解しやすかったのかも。こういうタイプの読みやすい小説ならたくさん読めそうなので探してみよう。とにかくたくさん本を読まなければ。

ビブリア古書堂シリーズは間もなく第4巻が出るそうなのでとてもたのしみー。一応テレビドラマも見てみますけどどうなることやら。。。



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