paatos / V

スウェーデンのプログレバンド、paatos の新作 "V" を聴きました。
新曲 4 曲 + 過去のアルバムからの新録 2 曲、ニューミックス 2 曲という構成。

paatos は腰をぐっと捕まれて海に引きずられていく感じのくらーい曲調が好きだったのですが、このアルバムの新曲にはそういうのが無かったかな。そのかわりにけっこう聴きやすいです。一般受けするとまではいかなくても。1曲目の feel と 2 曲目の Desire は普通のロックっぽいし。けどねえ、ボーカルの Petronella(なんて読むの?) のねちっこい歌いまわしはやっぱり paatos 以外何ものでもないっす。このボーカルが paatos の持ち味です。異論あるかもだけどいわゆる演歌の「コブシ」に似ているような…。



新作はメロトロンサウンドが無くて寂しいね。
古いアルバムではメロトロンサウンドが効果的に使われてて、プログレ野郎の股間をぎゅっと握って離さなかったです(笑)。


paatos 聴いたこと無い人はまず、アルバム "Kallocain" を聴いてくださいな。(勝手に決めた)名曲 Happiness が収録されています。



paatos、ドラムの人、めっちゃ上手いような気がするのですが自分だけですか?

最後にまた脱線。
スウェーデンというとミレニアム三部作ですね。ドラゴン・タトゥーの女火と戯れる女眠れる女と狂卓の騎士 の映画をやっとみました。おもろかったですねー。一気に三作品見ちゃいました。
リスベット役のノオミ・ラパスは原作の幼児体型とはちょっと違っていたかな?リスベット役だけはデヴィット・フィンチャー版のほうがよかったかな。


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