ハワード・ジョーンズ @ ビルボードライブ東京


ハワード・ジョーンズ @ ビルボードライブ東京に行って来ました。
前回、2008年のライブのときはカジュアルシートからステージ全景を見る感じで楽しめたので、今回はステージのど真ん前を狙ったら見事に良い席が取れました。ハワードのキーボードの真ん前の席です。(あとで気づいたんだけどキーボードの真ん前は演者にとってはお客さんと接するときにわざわざ回りこまなきゃならなく、目の前まで来てくれることがなくてちょっと残念(笑))

今回のライブは2部構成でファーストステージがファーストアルバム「Human's Lib 」の再現、セカンドステージがセカンドアルバム「Dream Into Action 」の再現という当時のファンからすれば、どちらを選ぶか悩ましい構成となっていました。
自分は思い入れ曲が多いファーストステージつまり Human's Lib セットを選びました。



ファーストステージのセットリストは

  1. China Dance(入場曲)
  2. Conditioning
  3. Peal In The Shell
  4. Natural
  5. Hunt The Self
  6. Don't Always Look At The Rain
  7. Equality
  8. Hide And Seek
  9. Human's Lib
  10. メンバー紹介
  11. What Is Love?
  12. New Song
  13. アンコール
  14. Building Our Own Future
  15. Things Can Only Get Better


です。アンコールでセカンドアルバムの Things Can Only Get Better を、最新作「Ordinary Heroes 」から Building Our Own Future をやってくれました。Building〜 は震災からの復興を願っての一曲だそうです。

Equality 演奏中、VJ で流れた映像にジェド・ホイルらしき白塗りの紳士が映りましたがやはりあれはホントにジェド・ホイルだったらしい。ジェド・ホイルと言えばファーストアルバムのころ白塗りの紳士とパンク野郎のあしゅら男爵な格好で曲にあわせて奇妙なパフォーミングをやっていてハワード・ジョーンズのライブの醍醐味の一つになっていたんだけど、さすがにそこまでの再現はしてくれなかったようですね。ジェド・ホイルのパフォーマンスはわりと好きだったので残念。(Facebookの The Jed Hoile Appreciation Society を見ると 2010 年のライブでは共演していたようです)

全体的にアルバムのトラックをベースにして壊しすぎないアレンジで演奏してくれました。このあたりが「再現」なのですね。Pearl In The Shell のイントロのスネア、What Is Love? のゴリゴリ鳴るベース、Natural のイントロのシンセサイザーメロ、どれをとっても懐かしく響きそしてライブ演奏として新しく聴けました。

ラストの New Song ではショルダーシンセを抱えて "throw off your mental chains〜" の後の掛け声、あのハンドクラップをお客さんと一緒に楽しんでましたよ。Ordinary Heroes でのバンドアレンジや Revolution Of The Heart でのハウスミックスとかリメイクされまくりで飽きられているんじゃないかと思ってたけど、やはり New Song はハワード・ジョーンズの代表曲です。

元々、声量のある人ではないと思っていたけど、歳を重ねて声が弱くなったように聞こえました。けど歌は上手いですよね。
良くも悪くも汗臭さまで感じ取れるくらい間近でライブが見れてよかった。帰りにショップでTシャツやライブDVDやリマスターしたCDをごっそり買ってきちゃった。DVDはサイン付きですよ

上にも書いたけど2部構成となっていて、自分と同じようにどちらを選ぶか悩んでいる人が居るだろうと思ってけど、「当然、両方行くだろ?」ということでそのままセカンドステージになだれ込むコアなファン意外と多かったな。自分はまだまだです(笑)。

最後に。ハワード・ジョーンズが使ってたキーボードは右手側にNovationのSL MK2の61鍵モデル、左手側にRolandのFantom-G8でした。Fantom-G8の上に(おそらく)MacBook Airが置いてありました。


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