聴いた: Despondent Transponder / Fleeting Joys, Occult Radiance / Fleeting Joys

Club AC30 presents Chapterhouse with Ulrich Schnauss JAPAN TOURのライブで一番の衝撃はトップでステージに上がった Fleeting Joys でした。3 ピースバンドとは思えないくらいの轟音の中から聴こえてくる囁き系のボーカル。典型的なシューゲイザーというよりそのまんま例のあのバンドじゃんってくらい(笑)。

そういうことでライブではなく CD で聴いてみたかったので Despondent TransponderOccult Radiance を買ってみました。
Despondent Transponder の方は一時入手困難でプレミア価格が付いていたそうです。それだけあの系の音は熱望されていたということでしょうか。

ファーストアルバムの Despondent Transponder は My Bloody Valentine 直系サウンド、というよりホントにそのまんまです。ギターのピッチのゆれ具合、浮遊感のあるシンセサイザー、ウィスパーボーカル。1 曲目の The Breakup は YouTube に PV が置いてあるのでまずは観てみてくださいな。My Bloody Valentine のような音を求めている人はきっと気に入るはず。というかそういう人はすでにチェック済みっすよね(笑)。



そして 2 枚目のアルバム、Occult Radiance はファーストアルバムのテイストは保ちつつ音楽的な幅が広がったようで Fleeting Joys というバンドのオリジナリティが出ているように思います。You Are The Darkness はシングルカットしても良いんじゃないかな? Fleeting Joys のカラーが前面に出されている曲です。Closer To My World Without Pain のほんのりトリッキーな展開はグイっと引き込まれる感じ(この曲はライブでやっていたような記憶があります)。そしてノンビートなインストナンバーの Into Sun & Dark、続く後半轟音に埋もれていく Destroyer でアルバムは終わります。まだ続きそうですが終っちゃいます。うーんもっと聞きたい。これだけじゃ物足りない。



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